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斜里町で来月、環境保全講義 自然大学院大設立財団 /北海道

 知床自然大学院大学設立財団(斜里町、田中俊次代表理事)が10月9、10両日、「知床ネイチャーキャンパス2016」を同町で開く。環境保全を学ぶ学生や企業、行政の担当者らを対象に参加者を募集している。
 同財団は、野生生物保護管理の専門職を養成する大学院設立を目指している。しかし寄付金が集まらず昨年、開学予定を17年春から18年度に延期。今回、さらに「18年度以降」に先延ばしし、知床を舞台にした具体的な教育プログラムを提示して理解を得ようと、ネイチャーキャンパスを企画したという。
 初日は、斜里町ウトロの知床第一ホテルで、桜井泰憲・北大名誉教授や敷田麻実・北陸先端科学技術大学院大学教授らが講義。2日目は、知床五湖など現場に出かけて「海と陸の連携」を学ぶ。
 定員25人。受講無料だが宿泊・食費などとして学生は1万5千円、社会人は1万8千円が必要。17日までに同財団(メールsizendaigaku@wine.plala.or.jp、ファクス0152・26・7773)に申し込む。

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