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辺野古巡り外来種対策勧告 国際自然保護連合

 沖縄県の米軍普天間飛行場の移転問題をめぐり、国際自然保護連合(IUCN)は31日、埋め立て工事にともなう外来生物侵入対策を日米両政府に求める勧告を採択した。強制力はないが、日米政府もIUCNに加盟しており、慎重な対応が求められる。勧告では、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設に伴う名護市辺野古沖の埋め立てには2100万トンの土砂が必要で、国内の別の場所から土砂が持ち込まれると外来生物が侵入して生態系に悪影響を及ぼす可能性があると指摘。日米両政府に外来生物の早期発見や専門家によるリスク評価、防除などを求めた。

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