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海の生態系回復「鎮守の森」構想 宗像国際環境100人会議、宣言

 宗像国際環境100人会議は最終日の21日、海の環境回復をめざす「海の鎮守の森」構想などを盛り込んだ宣言を発表した。
 宣言では地球温暖化などの影響で海水温が上昇。海の生態系を取り戻すため、藻場の再生が急務で、鎮守の森を海中につくる発想が大切と指摘した。ゴミ問題も深刻で、有害なマイクロプラスチックが増えているとして、国際世論に訴えていく必要性も強調した。
 会議には宗像市の伝統の鐘崎海女2人も参加。「50年以上潜っているが、海水が温泉のように生ぬるくなった。海藻が消え、海が変わった」「宝の海を守ってほしい」と呼びかけた。

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