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白浜の海底、新種の生物 28日から水族館で展示 京大調査

 海底で箱形の器具を引きずって生物を採取する「ドレッジ調査」で、白浜町の京都大学瀬戸臨海実験所が9種類の新種とみられる生物を発見した。「身近な海に多くの未知の生物がいることに驚いた」と担当者。28日から白浜水族館で調査の成果を展示する。
 底引き網では網目が大きくて小さな生物は採取できない。そのため同実験所は、金属の箱の後ろに目の細かい網を装着した器具を引きずって生物を採取することにした。白浜や田辺沖の水深3・7メートルから295メートルにある、氷河期の河川跡とされる「海底谷」の周辺の計50カ所で調査した。
 その結果、132種類の生物が確認され、そのうちナマコやウニ、クモヒトデの仲間の9種は未発見の新種の可能性が高いことがわかった。同実験所の山内洋紀さんは「黒潮が流れ込み、海底谷が複雑な地形をつくる環境が影響しているのかもしれない。調査は始まったばかり。今後、人間に役立つような新しい生物が見つかるかもしれません」と期待する。
 水族館(0739・42・3515)の特別展「ドレッジ調査 白浜沖海底の生物相を探る」は、採集されたヒトデやカニ、ウミグモなどを展示。11月6日まで。入館料は高校生以上600円、小中学生200円。

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