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スッポン、絶滅危惧種に 国際レッドリスト、食用には影響せず

 国際自然保護連合(IUCN、本部・スイス)の日本委員会は5日、絶滅のおそれのある動植物を記載した「レッドリスト」の最新版を発表した。日本などに生息するスッポンが、絶滅危惧種として初めてリストに掲載された。今後、国際取引が規制される可能性はあるが、国内で卵から養殖する技術が確立しているため、食用には影響しない。
 今回は8万2845種を評価。うち2万3892種を絶滅危惧種と判断した。
 スッポンは日本や中国、ベトナムなどに生息する淡水のカメ。食用に養殖され、もともといなかった国に移入され繁殖した例もあるが、原産地の野生種は生息地の開発などで減少。3段階ある絶滅危惧種で最も下の「絶滅危惧2類」に分類された。環境省のレッドリストは、危険度の判断には「情報不足」としているが、今後見直される可能性もある。
 また、日本固有種の哺乳類ニホンイタチ(ホンドイタチ)が、将来的に絶滅する可能性があるとして新たに「準絶滅危惧種」に分類された。日本では絶滅危惧種に分類する自治体もあるが、環境省のリストには掲載されていない。

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