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豊かな森の恵み考える 25・26日、菅平高原でフェス

 豊かな森と人との関わりを考えるイベント「第6回信州森フェス!」が25、26両日、上田市の菅平高原にある「プチホテル・ゾンタック別館フォーレス館」で開かれる。屋内外で、ライブステージや映画上映会、ワークショップなど多彩な催しがある。
 イベントは、須坂市でペンションを経営する福永一美さん(62)らが中心の実行委員会が企画した。
 メイン会場のホールでは、森に関わる講演会や演奏会が開かれる。客室や屋外では、森の材料を使ったクラフト体験などのワークショップのほか、「フードコーナー」「販売&展示ブース」がある。地下のスペースでは、ドキュメンタリー映画「鳥の道を越えて」と「アラヤシキの住人たち」が上映される。
 福永さんは約30年前から、中米コスタリカで熱帯雨林の保護活動をしており、「日本向けなど輸出用に森林を伐採し、熱帯雨林の減少につながった」と言う。2011年の東日本大震災が生活スタイルを見直すきっかけの一つになったといい、同年6月、第1回信州森フェスを開いた。「森の恵みにお世話になっていることを、多くの人に知ってもらおうと考えた」と話している。
 イベントは両日とも午前10時から。入場無料(車で来る場合は、駐車協力金1台1日500円)。詳細は、HP(http://morifes.jimdo.com/)で。問い合わせは、実行委員会事務局(0268・74・2729)へ。

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