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地域の魅力を活用、交流体験80人論議 岐阜でオンパクサミット

 地域の魅力を再発見し、それをいかした地域づくりや活性化策を話し合う「第1回全国オンパクサミット」が19日、岐阜市で開かれた。全国各地で地域づくりに取り組んできた観光業者やNPO、地方自治体から約80人が参加し、成功体験や課題を共有した。
 「オンパク(温泉泊覧会)」は2001年に大分県別府市で開かれた。長良川おんぱく事務局によると、地域の資源を生かして体験交流型のプログラムを展開し、集客増加を図るこの時の取り組みは「オンパク手法」と呼ばれ、温泉に限らず、地域の活性化に取り組む全国50カ所以上に広がっているという。
 岐阜県では昨年、長良川流域で180の体験プログラムを展開。現在は秋季のみだが、事務局は1年を通した展開を目指している。サミットに参加した飛騨市観光課の男性職員は「オンパク手法の流れがわかってよかった。空き店舗や少子高齢化など飛騨の課題を、伝統の文化を生かして解決したい」と話した。

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