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林業カレッジが開校 男女9人、就業目指す 坂井
- 2016/05/26
- 朝日新聞
- 福井県
- サマリー
新たに林業を担う人を育てる、県ふくい林業カレッジが25日、坂井市丸岡町の県総合グリーンセンター内に開校した。県内外から集まった男女9人が1年間研修を積み、就業を目指す。
県によると、スギを中心とした人工林が伐採期を迎え、県産材の生産量は増える傾向にある。一方、県内の林業従事者は2014年度末時点で546人。ピークだった1985年度の2480人から大幅に減っている。
県は、月12万5千円(Iターンの場合は17万5千円)の給付金を支給しながら、林業の基礎知識や必要な技術資格を1年間で習得してもらうカレッジを開校し、「即戦力」を育てることにした。