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地域・農学部、来春改組へ 3学部大学院は統合 鳥取大

 鳥取大(鳥取市)は16日、地域学部と農学部を改組し、地域学部など3学部の大学院を統合して新研究科を設置する計画案を発表した。学部の改組は国の国立大学法人改革に対応したという。文部科学省に申請中で、認められれば来春実施する。
 計画案によると、地域学部は定員を20人減らして170人にし、地域政策学科など4学科を地域学科に統合して地域創造、人間形成、国際地域文化の3コースを設ける。入試は各コースで実施する。
 農学部は生命資源環境学科を生命環境農学科に変え、定員を200人から220人に増やす。フードシステム科学など学科内6コースを国際乾燥地農学、里地里山保全学、植物菌類生産科学、農芸化学の4コースに組み替える。入試は学科で実施し、コース選択は2年次から。授業を4学期に分けるクオーター制も導入する。
 新設する大学院の研究科は持続社会創生科学研究科(251人)。地域、工、農の3学部の修士課程と博士前期課程(計244人)を統合する。

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