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処分地、鳥の楽園に 10年で134種の飛来を確認 日本野鳥の会支部、調査

 大阪湾にある廃棄物と土砂の埋め立て処分地(堺市西区)に10年間で134種の鳥が飛来していたことが、日本野鳥の会の調査で分かった。鳥が運んだ多様な植物が自生し、幅広い種が生息しやすい環境が生まれたとみられる。これまで確認できた猛禽(もうきん)類チュウヒなどは太陽光パネルの設置後は繁殖しないなど、新たな課題も見えてきた。
 この処分地は1974~2006年、約5千万トンの廃棄物と土砂で海を埋めて造成した。阪神甲子園球場の約70倍の広さがあり、3カ所の管理池や標高約25メートルの山、森や草原もある。府が管理し、敷地の9割は許可がないと入れない。
 日本野鳥の会大阪支部(大阪市)は06年から調査を開始。府の許可を得て17日も、メンバー6人で野鳥を観察し、ミサゴなど28種類の野鳥を確認した。
 同会の08年までの調査では、コアジサシやセイタカシギなど絶滅危惧種9種を含む101種の飛来を確認。その後の16年3月までの調査でさらにホオジロガモやミコアイサ、ヨシゴイなど33種を確認し、累計で134種が飛来した。

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