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渡良瀬遊水地の野鳥の情報紹介 財団、ガイド本発刊

 渡良瀬遊水地での野鳥観察に役立つ情報をまとめた「渡良瀬遊水地 野鳥ガイドブック」が発刊された。遊水地は国内で確認できる野鳥の約半分、260種が出現し、ラムサール湿地登録後は訪れる人が増えており、野鳥観察、散策などに利用できそうだ。
 A5判、全カラー96ページで、遊水地を維持・管理するアクリメーション振興財団が2万部を用意。野鳥観察を続ける渡良瀬遊水地野鳥観察会の一色安義会長らが監修、執筆した。
 四季ごとに見られる野鳥を鮮明な写真で紹介し、巣の形や春と秋の渡りなど生活スタイルを解説。水辺や樹林、草原、上空など場所や鳴き声、季節ごとにどんな野鳥がいるかや、観察道具や巣に近づかないなどのマナーも一覧で示す。見られる野鳥を場所ごとに分けた上で、シジュウカラ科やサギ科など仲間ごとに載せている。500枚以上の写真で、羽の色の違いや魚を食べたりしている生態も見てわかる。漢字にはふりがながふってある。
 1冊100円。問い合わせは同財団(電話0282・62・5558)へ。

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