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日本製紙、石巻に量産設備建設へ 木材パルプから次世代素材、世界最大規模で

 日本製紙は18日、木材パルプからつくる次世代素材「セルロースナノファイバー(CNF)」の量産設備を石巻市南光町の石巻工場に建設すると発表した。年産能力500トンで、世界最大規模という。事業費は16億円で、来春の稼働をめざす。
 CNFは、素材の強度を高めるほか、添加することで、液体などの粘り気を出す性質がある。金属粒子を表面に付着させる特性もあり、化粧品や塗料など幅広い利用が想定されている。政府の日本再興戦略にも研究開発の推進が盛り込まれている。日本製紙は2013年11月に岩国工場(山口県)でCNFを年間30トンつくる設備を稼働させ、同社の尿漏れシートなどに使っている。自動車メーカーなどと新たな用途も探っている。
 煙山寿(ひとし)工場長は「紙の需要が減る中、CNFは将来性、発展性がある。石巻は復興途上で、前を向いて新しいことに挑戦したい」と話した。設備が本格稼働すれば、新たに20人ほどの雇用も生まれるという。

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