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桜枯らす外来カミキリ、6都府県に拡大 「花見の危機」指摘も

 今年も多くの人が楽しんだ花見が、できなくなるかもしれない。最近、海外から来た桜を食い荒らす害虫が分布を広げているからだ。専門家は「対策をとらないと、最悪の場合20~30年で花見ができなくなる」と指摘する。環境省などが対策に乗り出した。
 埼玉県草加市の葛西用水の両岸の桜並木。ソメイヨシノの幹にはカミキリムシの写真付きで「指名手配」のポスターが張られ、「見つけたら踏み潰して下さい」。2013年夏、この場所で見つかった害虫「クビアカツヤカミキリ」だ。翌年、地元の団体が張った。
 中国や朝鮮半島などが原産地とされ、体長2・5~4センチ、光沢のある黒い体に赤い胸部が特徴だ。幼虫時代に桜や桃などの生木を食い荒らし、最悪の場合枯れさせてしまう。環境省の生態系被害防止外来種リストにも載っている。
 草加市などは13年、市が管理する桜約2600本を調べたところ、100本以上で、幼虫の食い跡を確認。食い荒らされて枯死したとみられる木もあった。市くらし安全課の担当者は「成虫が木から出られないようにネットをかけたり、枯れた木を処分したりした効果もあって、昨年以降は減っているようだ」と話す。

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