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放射性廃棄物の地層処分、論議 札幌で21日にシンポ /北海道
- 2016/05/10
- 朝日新聞
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原発などから出る高いレベルの放射性廃棄物を、地下深くに10万年近く埋める「最終処分」。この処分地についてのシンポジウムが21日午後2時半から、札幌市白石区東札幌6条1丁目の札幌コンベンションセンターで開かれる。
国や電力会社でつくる原子力発電環境整備機構(NUMO〈ニューモ〉)の主催。NUMOは2002年から候補地を全国で公募しているが、今も決まっていない。シンポでは、経済産業省資源エネルギー庁やNUMOの担当者が、地層処分の現状や見通しについて説明した後、来場者と質疑応答をする。
入場無料で定員200人。ホームページ(http://www.chisou-sympo.jp/)やファクス(011・251・6561)などでの申し込みが必要。締め切りは13日。問い合わせは事務局(011・251・6560、平日午前9時半~午後6時)へ。