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「パリ協定」米中署名へ 温暖化対策、早期発効促す

 昨年末の国連気候変動会議(COP21)で合意された気候変動対策の「パリ協定」について、オバマ米大統領と中国の習近平(シーチンピン)・国家主席は3月31日、4月22日に署名すると明らかにした。二酸化炭素排出量の2大国が署名に踏み切ることで各国の対応を促し、早期の正式発効を目指すという。
 米中首脳会談で合意した。オバマ氏は「我々は署名だけでなく、年内にできるだけ早く正式参加する。他国にも同調を求めていく」と述べた。4月22日は国連が定める「地球(アース)デー」にあたり、国連本部では、パリ協定の署名を受け付ける式典が開かれる予定。署名した国はその後、正式な批准に向けて国内手続きに入る。

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