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森の中で遊び、自然を学ぶ 厚木に公園
- 2016/03/10
- 朝日新聞
- 神奈川県
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厚木市が荻野運動公園近くで整備を進めてきた「あつぎこどもの森公園」が12日、オープンする。市内初の体験型公園といい、楽しみながら、自然の大切さを学ぶ仕掛けが満載。約11億円かけて、8万平方メートルを整備した。運動公園との2会場で13日まで式典や記念イベントが用意されている。
園内を取り囲むように空中回廊が張り巡らされていて、その全長は745メートル。高いところでは地上高10メートルと森の生き物と同じような高さの目線で森を巡ることができる。森の中に連続的に設置されたものとしては日本一の長さという。また「森のすべり台」は全長106メートル。森の中を縫うような滑降は迫力満点だ。
ガイドの解説を聞きながら園内を巡る自然体験、ターザン遊びや枝を使ったおもちゃ作りなどの冒険遊び、園内の田んぼや畑での農作業など様々な体験プログラムを提供していく。13日までは農業体験やデイキャンプ体験、空中回廊クイズラリーなどが行われるほか、市内の人気ラーメン店の出店や市民ステージ、カヌーやキャンドル作りなどのオープニングイベントも。問い合わせは市公園緑地課(046・225・2412)。