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温暖化→食料減→死者50万人増 2050年推計を発表 英オックスフォード大

 地球温暖化が進むと農業生産が減り、食料不足で亡くなる人が2050年に50万人以上増えるとの推計を英オックスフォード大の研究グループが2日付の英医学誌ランセット電子版に発表した。温暖化対策とともに、影響を軽減する適応策として、食事や体重を管理する公衆衛生プログラムが必要としている。
 世界の人口や経済成長の将来予測、食料の生産や貿易を分析するモデルを使って試算した。温暖化が最も進んだ、産業革命前からの気温上昇が今世紀末に4度以上になるケースでは、温暖化がない場合に比べ、50年時点の1人1日あたりの摂取エネルギーが99キロカロリー減少。野菜や果物は14・9グラム、肉類が0・5グラム減るという。
 カロリーや肉類が減れば、肥満などからくる生活習慣病も減るが、野菜や果物不足と低体重による死亡者数のほうが上回るという。この結果、亡くなる人は世界全体で52万9千人増えると推定。155カ国で死者数を予測すると、中国(24万8千人)、インド(13万6千人)が上位で、日本は7620人と7番目に多かった。
 ただ、温暖化対策の新しい国際ルール「パリ協定」で合意したように、今世紀末の気温上昇を2度未満に抑える場合には、亡くなる人は3分の1ほどに減るとしている。

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