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千葉に世界最大の水上メガソーラー

 京セラ(京都市)などが出資する「京セラTCLソーラー」が、千葉県市原市の山倉ダムに、太陽電池パネル約5万1千枚を浮かべる水上型の太陽光発電設備の建設を始めた。2017年度中の稼働を目指す。最大出力は約1万3700キロワット。同社によると、着工済みの水上型太陽光発電所としては世界最大だという。
 事業はダムを管理する県企業庁が14年に公募した。年間の予想発電量は約1617万キロワット時で、一般家庭約4970世帯分の消費量に相当する。年約8170トンの二酸化炭素削減に貢献する見込み。
 建設コストは地上設置型と同程度だが、水面を有効活用できるほか、パネルの温度上昇が抑えられることで発電効率が低下しにくくなるという。水面を覆うので、水の蒸発や、藻の異常発生を抑える効果もあるとしている。

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