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シカ、捕獲含め対策 白神山地で目撃急増31頭 生態系保護へ環境省

 白神山地周辺で目撃情報が増えているニホンジカについて、生態系への被害を防ぐために新年度から「捕獲を含めた対策」が取られることになった。24日、青森側の白神山地世界遺産地域巡視員会議(主催・白神山地世界遺産地域連絡会議)で環境省が示した。同省は捕獲計画案を策定中で、来月8日に秋田市内で開かれる「白神山地世界遺産地域科学委員会」に諮った上で決定したいという。
 秋田、青森両県の自然保護課によると、昨年4月から今年1月までに白神山地周辺で目撃されたニホンジカは青森側が20頭で秋田側が11頭。2013年度は青森側2頭、秋田側3頭で、14年度は同じく5頭と4頭だった。年々増加していることから、科学委員会でも「早急な対策」が求められていた。
 

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