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「世界一の美」初開花 ヨウラクボク、つくばで国内2例目

 世界一美しい花木」「花木の女王」などの称号を持つマメ科の高木「ヨウラクボク」の花が、国立科学博物館筑波実験植物園(つくば市天久保4丁目)で、初めて開花した。原産地のミャンマーでも自生地がわかっていない幻の植物で、日本国内での開花は高知県の植物園に次いで2例目だという。
 花は手のひらほどの大きさで、先端だけ黄色く染まった朱色の花弁が3枚と、釣り針のように曲がって伸びるおしべとめしべ、それを囲む朱色のがくなどが、複雑で優美な姿を形づくっている。2009年に鉢植えを入手して以来、日照や湿度などに細心の注意を払いながら温室で育てたところ、今月8日に花が開いた。24日ごろまで楽しめそうだ、という。

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