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県農業大学校100年 記念式典に400人

 県農業大学校の創立100周年記念式典が20日、かつらぎ総合文化会館であり、卒業生や在校生ら約400人が集まって、同校の歩みを振り返った。
 1915年、和歌山市太田の旧農事試験場で農業技術者養成研修がスタートしたのが前身。65年にはかつらぎ町の現在地に移り、71年に県農業大学校となった。今年度100年を迎え、65年から現在まで、1553人の卒業生を送り出してきた。
 同校では来年4月から、現在の農業生産技術を学ぶ過程に加え、農業経営や林業技術者育成の課程が新設される。県によると、林業課程には、新規従事者向けの「林業経営コース」(1年間)や、従事者向けの「スキルアップコース」が新設される予定という。式典に参加した仁坂吉伸知事は「農林大学校ということにしていこうと思っている。今後ともこの学校を慈しみ大いに利用してもらいたい」と述べた。
 

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