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温暖化や地域活性、課題の解決策学ぶ 新大、来春に創生学舎設置へ

 新潟大学は、2017年4月の設置を目指す「創生学舎(仮称)」の構想を明らかにした。基軸となるのは法学や医学といった「学問分野」ではなく、地球温暖化、地域活性化などの「課題」。その課題解決に必要な知識を学ぶことを目的とした組織になるという。
 定員は1学年65人を想定。4年制で、法学部で学士(法学)号を取得できるように、創生学舎でも学士(学術)号を取得できる。
 例えば地球温暖化を例に取ると、創生学舎1年生のうちに学外に出て地球温暖化のもたらす問題に直接触れ、2年生以降では創生学舎の講義に加え、法学部で温暖化防止のための法的枠組みの作り方を学んだり、理学部で気象について学んだりして知識を深化。4年生の卒業研究で、解決案を提示する形となる。
 現在の大学は、それぞれの「学問分野」について学ぶ組織である「学部」に各学生が所属する形を採っている。「創生学舎」も学生の所属先の一つとなる。
 

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