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炭で知って、山の魅力 四国中央の保存会、窯で技術伝承

 四国中央市川滝町下山にある「炭窯」を使って、地元住民でつくる「川滝木炭伝承保存会」が木炭づくりに取り組んでいる。保存会は、技術の伝承だけでなく、子どもたちに地元の自然豊かな山を知ってほしいとの思いを込めて、活動に励んでいる。
 炭窯は直径約2・5メートル。30年ほど前に地域の老人会が作った窯を、保存会が引き継いだ。保存会員は主に60~80代のボランティア。年間5、6回、炭を作っているという。
 会員で市川滝公民館長を務める尾崎毅(つよし)さん(75)によると、炭窯は会員同士の技術伝承だけでなく、地区の子どもたちの社会体験や、世代交流に役立っているという。
 保存会で作った木炭は販売もしており、会の活動費として活用しているという。問い合わせは同公民館(0896・28・6252)へ。
 

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