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長い下駄はいて選手権 森林9割活用し、池田町考案のスポーツ

森林面積が9割を超える福井健池田町。そんな町が木をいかしたスポーツを三つ考案した。その一つ「ゲッター」の選手権が8日、町内であった。約130人の参加者も応援する人も終始笑顔。どんなスポーツなのか。

競技は4人1チームと2人1チームの2種目で、4人の場合は長さ約2・5メートルの長いげたをはく。池田町版のムカデ競走だ。この日は予選で50メートルの直線コースを走った。タイムをもとに翌日の決勝トーナメントの対戦相手が決まる。

第1回大会は2018年に開催。コロナの影響で今回は3年ぶり3回目で、3分の2近くが首都圏を含む町外からの参加だ。都内から参加した植松恭平さん(28)は「思ったより難しかった」。牛山哲文さん(31)は「また参加したい」などと話していた。

町は17年に「ウッドスポーツ」と銘打ち、ゲッターのほか、「木ッター」「立ッター」を考案。木ッターは、ノコギリで角材を切り落とす早さを競い、立ッターは、15センチの木の角材を15個積み上げる早さを競う。

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