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千代田区、伐採着手へ 区「話まとまらず」、反対住民「止める策検討」 街路樹問題/東京都

 千代田区の区道「神田警察通り」の整備に伴う街路樹伐採問題で、区は13日、街路樹を伐採し、工事に着手することを決め、沿道住民らに伝えた。着工時期は未定という。区は1月にも着工する方針だったが、「合意形成が不十分」と地元住民が反発。区は着工を延期し、住民との話し合いを進めていた。
 伐採に賛成、反対双方の住民同士が9日、区内で話し合いの場を持った。その結果、区は「話し合いはまとまらなかった」として、伐採に反対の住民との協議継続は困難と判断、着工に踏み切ることにしたという。印出井一美・区環境まちづくり部長は、「(町会長が参加する)沿道整備推進協議会での議論や、住民同士の話し合いなどの状況を分析し、議論しても一致点を見いだすのは難しいとの認識だ」と説明した。
 反対住民側は9日の話し合いについて、「けんか腰で十分な話し合いはできなかった」として、協議の継続を求めている。「神田警察通りの街路樹を守る会」発起人の一人、滝本幾子さん(72)は「道路整備やまちづくりに具体的な提案をしているのに、それを無視して着工するのは納得できない。工事を止める手段を検討したい」と話した。
 問題になっているのは、区道約1・4キロを整備する2期工事(約250メートル)。4車線のうち1車線を減らして歩道を拡張し、歩行者と自転車の通行スペースを設ける計画で、沿道のイチョウ32本中30本を伐採するもの。事業費は約4億円。

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