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摩周湖の透明度、25.8メートルに改善 水質調査 /北海道

 「摩周ブルー」と呼ばれる世界有数の透明度を誇る摩周湖(弟子屈町)で、同町と湖周辺の清里、別海、中標津、標茶の4町、研究機関などでつくる「摩周湖環境保全連絡協議会」が水質調査を実施した。採取した水の分析などには時間がかかるが、その場で数値が分かる透明度は25.8メートルで昨年より4.7メートル上回った。
 透明度調査は今月3、4の両日に実施。毎年、湖の中心の同じ地点で行っている。計測方法はロープをつけた直径30センチの白い透明度板を水中に下ろしていき、板が見えなくなる深さを測定する。湖水の水質を化学的に分析する計測機器はどんどん進化しているが、世界中で古くから用いられている透明度の計測方法は今も変わっていない。
 弟子屈町などによると、過去3年の摩周湖の透明度は2018年は18.1メートル、19年は18.5メートル、20年は21.1メートルと前年を上回り続けていた。今年の25.8メートルも前年より高い数値となった。1931年に観測した当時の世界記録となる41.6メートルよりは低下しているが、現在も世界有数の透明度は維持している。
 弟子屈町環境生活課の担当者は「透明度が上がってきているのはいい傾向だが、透明度だけで湖全体の環境状態は判断できない。水質の変化を把握するため、今後も同じ時期に継続してデータをとっていきたい」としている。

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