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奄美・沖縄、世界遺産へ ユネスコに勧告

 ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界自然遺産に「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表(いりおもて)島」(鹿児島、沖縄両県)が登録される見通しになった。諮問機関が「登録」を勧告した。2018年の勧告では登録を見送られたが、政府が推薦内容を修正して再提案していた。国内の自然遺産は11年の小笠原諸島(東京都)に続き5件目。
 パリの世界遺産センターが10日、登録の妥当性を審査した国際自然保護連合の勧告内容を日本政府に伝えた。7月16日からオンラインで開かれる世界遺産委員会で最終的に決まる。
 勧告を受けたのは、世界的にも希少な固有種が多く、生物多様性の豊かな地域だ。国の特別天然記念物のアマミノクロウサギは奄美大島と徳之島だけに、イリオモテヤマネコは西表島だけに生息する。沖縄本島北部にいるヤンバルクイナなどの絶滅危惧種は推薦時点で計95種を数える。生物多様性を守るのに重要な地域であることが評価対象だった。他に候補地はなく、国内最後の自然遺産になる可能性が高い。

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