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二酸化炭素排出、50年実質ゼロへ 県環境基本計画 /宮崎県

 県は、2050年に「二酸化炭素排出実質ゼロ」を目指す方針を明らかにした。地球温暖化対策で、国が脱炭素社会を視野に入れたグリーン成長戦略を策定したことを受けての措置。第4次県環境基本計画に盛り込んだ。
 環境基本計画では、日照時間が長く、森林資源が豊かであるという県の特性を生かすことに主眼を置いた。木々に二酸化炭素を吸収させ、太陽光発電や木質バイオマスなどの再生可能エネルギーの普及を進める。(1)省エネルギー・省資源の推進(2)再生可能エネルギーの拡大(3)森林吸収量の維持(4)環境保全を支える人材づくり――を重点施策とした。
 目標達成に向け、事業者に建物の断熱化や空調機器の省エネ化、次世代自動車への転換などを要請する。県民にも省エネ家電の利用や太陽光発電などの再生可能エネルギーの導入などを求める。

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