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1月の気温、関東以西は過去最高

 関東以西(沖縄・奄美を除く)の今年1月の平均気温が、1946年の統計開始以降、最も高くなった。1月の降雪量も北日本から西日本の日本海側で、61年の統計開始以降で最も少なかった。全国的に寒気の南下が弱かったためという。
 3日に発表した気象庁によると、1月の平均気温は、東日本(関東甲信、北陸、東海)で2・7度、西日本(近畿以西)で2・8度も平年を上回り、1月としては最も高温となった。全国153地点のうち、仙台市や名古屋市、大阪市、福岡市など92地点で最高値を更新した。
 1月の降雪量は、いずれも平年比で北日本(北海道、東北)の日本海側が31%、東日本と西日本の日本海側は0%で、統計上最も少なかった。また、西日本の太平洋側も0%で72年の記録に並んだ。
2月も寒気の南下は弱く、同じ状況が続く見込みという。

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