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建材業組合と応急対策協定 大和郡山市 /奈良県

 大和郡山市は17日、大地震や豪雨などが起きた際に被災者救援や障害物除去といった応急対策をスムーズに進めるため、同市建材業協同組合(藤本秀紀代表理事、4社)と協定を結んだ。
 災害時、同組合は市の要請でダンプカーや重機、土嚢(どのう)袋などを提供し、市が経費を負担する。同組合は災害の規模に応じて人的派遣もするという。上田清市長は「阪神・淡路大震災以降、公的機関だけで救援や復旧にあたるのではなく『自助、共助も』という世の中に変わってきた。力をお借りしたい」と話した。
 また、市はこの日、被災者が避難所で少しでも快適に過ごせるよう、災害時に段ボール製簡易ベッドなどを市の負担で提供してもらう協定を、斑鳩町の日東紙器工業(木野田博之社長)と結んだ。

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