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新国立競技場が完成
- 2019/12/01
- 朝日新聞
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2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場(東京都)が30日、完成した。「杜(もり)のスタジアム」とのコンセプトを掲げ、47都道府県の国産材を使い、自然の風が流れ込む工夫が施された。五輪・パラリンピックで約6万人を収容する。
地上5階地下2階、高さ約47メートルのスタジアムは、延べ面積約19万2千平方メートルで、旧国立競技場の3.7倍。大会終了後には約6万8千席の収容規模となる。最上部のひさしやスタジアムを360度囲む軒ひさしが外から場内に気流を生み、自然の風で涼が取れるようにした。競技場や周辺を含めた整備費は1569億円。