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核廃棄物処分、福山で説明会 住民ら20人参加 /広島県

 原発の使用済み核燃料から出る高レベル放射性廃棄物を地下深くに埋める「地層処分」について、資源エネルギー庁と原子力発電環境整備機構(NUMO)は1日、福山市で住民向けの説明会を開いた。約20人が参加した。
 同庁などによると、地層処分は使用済み核燃料から出る廃液をガラスと合わせた固化体にし、地下300メートル以上の岩盤に埋める。埋設できる施設を全国で1カ所作る計画。
 火山や活断層の有無などをもとに地層処分に適しているかを色分けして示した「科学的特性マップ」が2017年に公表されて以降、各地で説明会を開いている。広島市で2回開催され、福山は県内3回目。この日、グループに分かれて質疑応答をした。参加者が「地震が起きても大丈夫なのか」と質問し、主催者側が「活断層は避ける」と答える場面もあった。

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