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古民家活用、柏原宿を活性化へ 米原市と再生協会タッグ /滋賀県

 米原市と、空き家や古民家を活用する連携協定を結んでいる「古民家再生協会滋賀」(長浜市)が米原市柏原の旧中山道宿場町・柏原宿で、そば屋を予定している空き家の総合調査をし、改修に向けた方策を探った。市内の空き家・古民家を活用して、地域の活性化を図る協会と市の事業の第1弾という。
 調査したのは、柏原宿西にある築100年以上の建物。木造2階建て(約280平方メートル)で、旅籠(はたご)屋として使われていた。所有者が亡くなって2016年から空き家になり、市の空き家バンクに登録されていた。
 これを全国古民家再生協会の会員が購入することを決めた。米原市が古民家でそば屋をすることを希望している長浜市の人を紹介。今年12月のオープンに向けて動き始めた。
 7月26日は古民家鑑定士らがロボットを使って床下を点検したり、センサーを使って耐震性をチェックしたりした。市米原近江地域協働課は「協会と連携して、柏原宿周辺などで古民家を活用し、地域の活性化を目指したい」としている。

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