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林道や牧草地60キロ、人馬一体 鶴居で競技大会 /北海道

 馬をいたわりながら、初夏の自然の中を駆け抜ける「第19回釧路湿原エンデュランス馬術大会」が7日、鶴居村で催され、60キロと40キロの両競技に道内外の計14人と馬が出場した。
 60キロ競技に出場した6人馬は午前5時、村球技場を出発。湿原を眺めながら林道や牧草地、河川敷を小走りで進んだ。競技中に2回、球技場に戻り、獣医師が馬の脈拍や脚の動きなどを念入りにチェック。決められた40分間の休憩後、再スタートした。
 60キロ競技では、函館市の獣医師、内田絵理子さん(49)がアラブ種の白馬にまたがり、最後の馬体検査に合格して午前11時32分にトップでゴールインした。競技中にタンチョウやエゾシカ、キツネなどを見かけたという。「私自身、疲れてヘトヘトでしたが、ベテランの馬に助けてもらった。楽しかった」と笑顔を見せた。大会は同村などでつくるホースフェスタinつるい実行委の主催。

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