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ライチョウ、市の鳥へ 妙高市長、議会で答弁 /新潟県

 国の特別天然記念物で環境省が絶滅危惧種に指定しているライチョウが、近く妙高市の「市の鳥」に仲間入りしそうだ。入村明市長が市議会6月定例会の答弁で明らかにした。同市にある火打山(標高2462メートル)は、ライチョウの日本最北限の生息地で、国内では個体群が最少とされる。
 7日にあった本会議で、高田保則議員の質問に対し、入村市長は「市として(オオルリに次ぐ)第2の市の鳥として、関係機関や有識者などと相談しながら、指定に向けて前向きに考えたい」と答えた。また入村市長は「保護活動や国立公園・妙高の守るべき貴重な資源として広く情報発信していく」との考えを示した。
 市は環境省と協力して、今年度まで妙高山・火打山の登山口で登山者に環境保全などの協力金を求める社会実験を行う計画で、2020年度から本格導入される。ライチョウの保護にも役立てられ、「市の鳥」に加えることで、活動への取り組みを加速させる狙いもあるとみられる。
 高田議員によると、妙高市誕生の際、ライチョウを市のシンボルに採用しようとの提案があったが、市中心部で知名度が低く、見送られたという。近年の研究で火打山のライチョウが遺伝的に日本のライチョウの祖先とされ、国内では最も標高の低い山地に生息することなどがわかってきた。昨年10月、高円宮妃久子さまを迎えて保護対策について情報交換などをする第18回ライチョウ会議が市内で開かれたことも、追い風になったようだ。
 ライチョウは生息域がある長野、富山、岐阜の3県で「県の鳥」になっている。長野県大町、伊那、山梨県南アルプスの3市では市の鳥になっているが、新潟県内では初めて。

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