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大海原へ、いってらっしゃい ウミガメに発信器、調査第2弾 串本 /和歌山県

 ウミガメの繁殖と生態研究に力を入れている串本海中公園センター(串本町有田)は26日、園内の水族館で生まれ育ったアカウミガメのメスの成体に衛星発信器を取り付け、放流した。昨年11月に続く第2弾の放流調査で、今回は産卵期の生態について調べる。

 放流したのは1995年に生まれ、園内のウミガメプール・人工産卵場で数回の産卵経験がある23歳のメス。甲羅の長さは82センチ、体重は105キロあり、過去に2度、プールから「脱走」したことがあるほど活発な個体だ。調査にあわせ、旧串本町のシンボルにちなんで「つばき」と名付けられた。
 今の季節は交尾期が終わって産卵期を控えた時期。この先、つばきが自然の海でも産卵をするのか、産卵した後はどこへ回遊するのかを追跡調査で確認する。ただし毎年必ず産卵をするわけではなく、充電の関係で1~2年とされる発信器の寿命の間に産卵を迎えるかは不透明という。
 この日の放流イベントには公募で集まった家族連れら6グループ26人が参加。最初に館内で日本の太平洋岸を産卵場とするアカウミガメの生態や前回の「みかん」「うめ」の追跡調査の成果などを学んだのち、飼育員とともに海岸へ出て、つばきが元気に大海原へ泳ぎ出すのを見守った。

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