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環境のため、航空機電動化を 超伝導応用、九大に研究センター /福岡県

 電動航空機の開発などをめざす「先進電気推進飛行体研究センター」が、福岡市西区の九州大学伊都キャンパスにできた。世界有数という超伝導技術群をいかし、実用化をめざして研究を進める。
 同センター長の岩熊成卓教授によると、増え続ける航空機の二酸化炭素排出量を減らすためには、電動化が必要だとされている。1月には経済産業省と米ボーイング社が電動航空機の技術協力に合意した。
 そこで注目されているのが、軽くて出力の大きな超伝導モーターと発電機。超伝導とは、ある種の金属を超低温にすると電気抵抗がゼロになる現象だ。この技術が実用化されれば、現在のジェットエンジンを大幅に小型化できる。機体が軽くなって燃費がよくなり、離陸時の音も静かで滑走路も短くて済むため、空港を都心に近づけることもできる。技術は「空飛ぶ車」にも応用できるという。
 岩熊教授によると、九大は1960年代から超伝導の研究を続け、世界唯一という超伝導電力機器やケーブルなどの技術を持つ。「半世紀以上続けてきた研究がようやく注目されてきた。将来的には大陸間を飛行できる電動飛行機の開発に貢献したい」と話す。

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