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元気に育ってね 県庁でハヤブサ誕生 /石川県

 県庁のベランダで、ハヤブサのヒナが生まれた。県職員が4月25日に確認した。県庁でのヒナの誕生はこれで6年連続になる。
 ハヤブサは環境省のレッドリストで絶滅危惧2類に指定されている。県自然環境課によると、今年は4個の産卵を確認し、そのうちの1羽が孵化(ふか)した。
 ハヤブサは高いところから獲物を探すことができる海岸近くの断崖に巣をつくる習性があるため、県庁高層階のベランダは営巣場所に適していると考えられるという。県は専門家の指導を受けてベランダに砂を敷き、窓のブラインドを下ろして刺激しないようにしている。5月下旬から6月上旬までに巣立つ見込みという。

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