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GWはクマに注意 例年以上に目撃相次ぐ /福島県

 県内でクマの目撃情報が相次いでいる。大型連休中は山登りや山菜採りで山に入る人も多く、クマと遭遇する恐れが高まる。県警が注意を呼びかけている。
 総合運用指令課によると、県警に寄せられたクマの目撃件数は25日現在で21件(前年同期比11件増)。データが残る2012年以降で最多だった昨年より多いペースだという。
 県警の担当者は「暖冬でクマの冬眠が短く、例年より活動を始めるのが早いのでは」と分析する。
 昨年9月には、福島市土湯温泉町で犬の散歩中の男性が、やぶから突然飛び出してきた子連れのクマに足をかまれてけがを負った。担当者は「クマ鈴などを携帯して不意に出会わないようにすることが大切」と呼びかけている。

 ■クマに出会わないようにするには
・足跡やフンを見つけたら引き返す
・クマ鈴やラジオでクマに存在を知らせる
・やぶや沢などクマが潜む場所を避ける
・クマ撃退スプレーを携帯する
・ゴミは放置せず持ち帰る

 ■クマに出会ってしまったら
・走って逃げない。すぐ立ち止まる
・目をそらさず、ゆっくり後ずさりする
・攻撃された場合は頭と顔を両腕で覆い、うずくまる

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