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サカキのパック「神々しい香り」 土産物店などで販売 /三重県
- 2019/04/24
- 朝日新聞
- 三重県
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神棚や祭壇に供えるサカキを使った化粧品の顔用パックの販売が、25日から県内の土産物店などで始まる。「グライド・エンタープライズ」(東京)が手がけ、売り上げの3%をサカキの生産地・伊勢市に寄付する。
「お伊勢ルルルン」と名付けられたパックは、伊勢市でとれたサカキのエキスを使用。保湿効果が高く、肌の活性化を促す効果があるといい、山口道元社長は「神事で使うサカキは生命力の象徴。写真映えする土産物として定着してくれれば」と話す。
商品は14枚入り(税抜き1千円)と28枚入り(同1700円)の2種類。県内の土産物店や宿泊施設などで販売されるほか、近鉄名古屋駅にも並ぶ。実際に使ってみた鈴木健一市長は「サカキの神々しい香りがする。女性が笑顔になるのでは」と期待を寄せる。