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すべて木造、3階建て校舎 魚津・星の杜小、4日開校 /富山県

 すべて木造の3階建て校舎で4日に開校する魚津市立星の杜(もり)小(魚津市住吉)の校舎内覧会が、このほど開かれた。魚津市教育委員会によると、すべて木造の3階建て校舎は全国で初めて。構造材の9割以上にスギなど同市産木材を使い、柱や梁(はり)、床の木目が温かみを感じさせる。
 各学年2学級ずつの教室が入る南棟が3階建て。職員室や音楽、図工などの特別教室が入る北棟は2階建て。両棟をつなぐ廊下には開放感たっぷりの図書室などの「メディアスペース」を設けている。また、木造でも耐火性能を上げるため、見えない部分の柱や梁は石膏(せっこう)ボードで表面を覆うなどの工夫をしている。
 2015年の建築基準法改正で規制が緩和され、木造3階建ての校舎が建築できるようになった。文部科学省は木造校舎の建築を推進していて、魚津市は文科省の支援を受けて、木造3階建て校舎の建築を進めてきた。

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