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世田谷線の運行、全て再生エネに 東急 /東京都

 東京急行電鉄は25日から、東急世田谷線(三軒茶屋―下高井戸駅間)の運行を、すべて再生可能エネルギーの電気で賄う取り組みを始めた。水力や地熱発電所で発電された電気を東北電力グループから、年約200万キロワット時を買う。東急や東北電によると、再生エネ100%電気による鉄道の運行は全国で初めて。
 約5キロの本線のほか、車庫内での電車の運行で使う。東北電が使用電力と再生エネ発電所の発電量を30分ごとに確認、発電量が使用量を常に上回るようにすることで「100%」を満たす。
 東急は今回の試みで、年間1263トンの二酸化炭素を削減できると見積もる。半面、電力料金は従来より2割ほど上がる見込みという。

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