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入山料の対象拡大、承認 世界文化遺産協議会 富士山 /静岡県

 登山者が任意で支払う富士山保全協力金(入山料)について、富士山世界文化遺産協議会は19日、沼津市内で会合を開き、協力金を求める対象を「5合目から山頂を目指す登山者」から「5合目から先に立ち入る来訪者」に拡大することを承認した。登山者だけでなく、5合目より上を訪れる観光客らも対象となる。
 6日に富士市で開かれた同協議会の作業部会では、徴収場所の5合目付近は混雑していて観光客と登山者の区別ができず、「山頂を目指す登山者」のみに入山料の支払いを求めることが難しいと報告された。
 5合目より上では、登山者と観光客双方が協力金事業の恩恵を受けていることなどから、協力を呼びかける基準ポイントを各登山道の5合目から少し山頂側にずらし、そこまで来た人全員に入山料を求める方法に変える。引き上げを検討してきた協力金の金額は、現行の1千円のまま据え置くことで合意した。
 19日に開かれた富士山の防災対策を協議する作業部会の中間報告では、ハザードマップを作成するうえで対象とする年代を現行の「約3200年前」から、特に噴火活動が活発な「約5600年前」に拡大した。

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