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廃車プリウスで小水力発電 秋田の企業など来年度中発売へ /宮城県

 廃車になったハイブリッド車(HV)のモーターなどを再利用した小水力発電のシステムを、秋田市の「東北小水力発電」などが開発した。低価格化して導入コストを下げることで、採算の見込みが立たなかった国内外の適地への普及が期待できるという。
 同社によると、新たなシステムはトヨタ自動車のHV「プリウス」のモーターやバッテリーなどを水車と組み合わせる。これまでコスト高の要因だった発電機や制御機器の代わりに廃車の部品を使うことで、大幅にコストを削れるという。
 1基(長さ約1メートル、高さ約0・8メートル、幅約0・5メートル)あたりの出力は10キロワットで一般的な住宅20数世帯分の電力を賄えるという。並べて使えば出力を増やせる。早稲田大学、トヨタ系の商社「豊田通商」(名古屋市)と共同で開発を進めていて、1基600万円ほどで2019年度中の発売をめざしている。
 小水力発電は、東日本大震災での原発事故などをきっかけに、再生可能エネルギーの一つとして注目が高まっている。だが、大型発電に比べて採算性が劣り、コスト面で断念する適地が多かった。プリウスは初代の発売から20年以上経過。国内では年間数万台が廃車になっており、資源の有効活用にもつながる。東北小水力発電などによると、適地は国内に約3千カ所。海外の市場調査では東南アジアやイランで5千~7千カ所に上り、低コスト化することでニーズの高まりが見込まれるという。

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