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ジビエ安心アプリ ハンター負担減、感染症対策にも 養父の工房など開発 /兵庫県

 養父市に移住したハンターが運営する「宝塚ジビエ工房」(養父市、西田光彦代表)が、シカやイノシシなどの肉専用のトレーサビリティー(生産履歴の管理)アプリを開発。狩猟者の負担軽減と消費者の安心の実現に乗り出している。

 開発したのは、ジビエ専用捕獲個体情報管理アプリ「GIBIER TRACE(ジビエトレース)」。京都府京丹波町の施設で試験運用をしており、今月から販売を始めた。
 25日、工房の猟師・宇仁菅諭(うにすがさとし)さん(50)や、開発に関わった大阪のソフト会社、京都の精密機器メーカーなどが養父市役所で発表した。
 狩猟者はこのアプリを使い、捕獲した獲物を現場で撮影、捕獲の日時や場所といった情報をスマートフォンなどで入力する。肉の処理場では、加工した肉の部位や出荷情報などを入力する。
 これらの情報はネットで一括管理され、個体識別情報のQRコードにして商品に貼り、消費者に提供する。トレーサビリティーの確保は、国の「国産ジビエ認証」取得に必要とされる。
 開発に約1年を要した。宇仁菅さんは「狩猟場や加工場で記録することの大変さを開発担当者が確認し、その作業軽減のためにできたアプリ。適切なラベル表示でジビエ食品を安心して活用してもらえ、アプリの普及が広がれば野生動物の感染症などの対策にも活用できる」と話す。
 アプリ導入には、初期費用21万6千円と月2万1600円(いずれも税込み)が必要。問い合わせは「テルッツォ」(0797・74・0234)へ。

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