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豚コレラ封じへ、えさ型ワクチン 農水省、野生イノシシに使用

 家畜伝染病「豚(とん)コレラ」をめぐり、農林水産省は22日、感染拡大の防止策として野生イノシシにえさ型ワクチンを使うと発表した。野生イノシシへのワクチンの使用は国内で初めて。
 この日の豚コレラ防疫対策本部で使用が決まった。吉川貴盛農水相はこの日の記者会見で、19日に発生が確認された岐阜県瑞浪市のケースに言及。野生イノシシからの感染が疑われるとし、「拡散防止のため、(ワクチンを)使用する時期にきた」と述べた。
 豚コレラは昨秋に岐阜市の養豚場で発生が確認されて以降、今月には5府県に広まっている。えさ型ワクチンはまず、野生イノシシへの感染が多く確認されている岐阜、愛知両県の一部地域で3月から散布される。5月までに2回に分け、計8万個を使う。
 野生イノシシに1頭ずつワクチン注射をするのは現実的でない。今回は、トウモロコシ粉の中に弱毒性の生ワクチンを仕込んだえさ型の製品(4センチ、4センチ、厚さ1・5センチ)を輸入する。ドイツで使われたものだ。
 ただし課題も残る。別の動物についばまれないように、ワクチンは手作業で10~15センチの土中に埋めねばならない。またワクチンの効力はまいて数日しかもたず、食べた数を調べるため約1週間後に回収の必要もある。ワクチンの散布は、年計6回で数年間を見込んでいる。

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