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温暖化対策へ、クールチョイス 省エネ製品購入など促す運動 相模原市 /神奈川県

 地球温暖化対策につながるライフスタイルや省エネ製品の購入を促すため環境省が推進している国民運動「COOL CHOICE(クールチョイス)」に、相模原市が賛同している。啓発CMを公開しているほか、3月11日には東京都町田市と連携し、ライトダウンを実施する。
 クールチョイスは、2030年度の温室効果ガスの排出量を13年度比で26%削減するという目標達成のため、「賢い選択」をすることを進めるもの。相模原市は昨年1月、「やすらぎと潤いがあふれる環境共生都市の実現を目指して、地球温暖化対策に取り組んでいく」と賛同宣言をした。
 取り組みの一環として、市内四つのホームタウンチームと連携して、啓発CM(15秒)を作成し、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開中だ。元サッカー女子日本代表(なでしこジャパン)で、女子サッカーチーム「ノジマステラ神奈川相模原」に所属する大野忍選手が「私はエコ家電に買い替えます!」などと呼びかけている。
 3月11日には、町田市と「まちだ・さがみはら 絆(ばん)・創(そう)・光(こう)」と題してライトダウン(一斉消灯)を実施する。東日本大震災直後は電力不足で節電への意識が高まったが、時間の経過とともに薄れつつあることから、まちぐるみで消灯し、改めて節電や省エネ行動につなげるのが狙いだ。
 ライトダウンは市民の協力を得て無理のない範囲で行う。市役所では庁舎を消灯。屋外看板の消灯なども行う。時間は午後7~8時。相模原市はライトダウンに協力する事業者を募集している。市窓口か市ホームページから申し込む。
 市環境政策課は「将来の温暖化の影響について今から考え、一人ひとりの行動による小さな選択を積み重ねて、大きな効果にしていきたい」としている。

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