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ツキノワグマ逃走、注意喚起 猟友会などパトロール 浜田 /島根県

 浜田市三隅町河内の雑木林で15日にイノシシ狩猟用のわなにかかったツキノワグマが暴れ、殺処分しようとした県職員ら計3人にけがをさせて逃げたことを受けて、現場周辺で16日朝から、猟友会員、県、市職員らによるパトロール活動が実施された。
 県鳥獣対策室によると、パトロールに参加したのは猟友会員9人と県職員3人、市職員10人。猟友会員は狩猟犬を伴い山林に入り、クマを捜索。県、市職員らは周辺住民にクマが逃げた方向などを伝え、注意を呼びかけた。16日午後5時現在、目撃情報はないという。
 同室によると、今後の対策として、21日まで、1日2回の防災無線で近隣の住民に注意喚起するほか、警察や県、市職員らが子どもの登下校時を中心にしたパトロール活動を行う。また、17日に現場付近にセンサーカメラを3台、クマ出没への注意を促す看板を四つ設置する予定だという。

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