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水素燃料電池車、中国が技術注目 北京で環境フォーラム

 日中両国の政府と企業が環境分野で協力する「日中省エネルギー・環境総合フォーラム」が北京市で開かれた。重点が置かれたのは、「水素エネルギー」。電気自動車(EV)大国の中国だが、次世代の動力源として関心を集めている。
 フォーラムは25日にあった。開催に先立ち、世耕弘成経済産業相と何立峰・国家発展改革委員会主任が会談した。合意された24件の日中協力プロジェクトには、水素エネルギーの利用も含まれた。
 中国政府は大気汚染対策や、エンジン車に強い日米欧が握る自動車産業の主導権を奪うため、電気自動車(EV)を全面的に推進している。次に注目しているのが、水素が燃料の燃料電池車(FCV)だ。中国の産業政策「中国製造2025」では、30年までに燃料電池車を100万台に増やす目標を立てている。(北京)

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