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エコ素材と機能両立 植物使った人工皮革・繊維開発

 東レは20日、サトウキビの廃糖蜜やトウゴマの種から搾ったひまし油を使った、スエードのような人工皮革を開発したと発表した。人工皮革は、石油を原料にしたものが多い。今回は植物由来の原料比率が約30%で、担当者は「いずれは100%植物由来の製品を目指したい」という。
 来年1月、「Ultra suede(ウルトラスエード) BX」として出荷を始める。人工スエードは天然のものと違い、光で変色したり色落ちしたりしにくい。このため衣類だけでなく、高級車の内装への採用もめざす。電気自動車(EV)など、環境意識の高い消費者向けに受け入れられると期待する。
 植物に由来する素材を使う動きは、アパレルやスポーツ用品メーカーに広がっている。
 アシックスが10月に発売したランニングシューズ「DYNAFLYTE(ダイナフライト)3 SOUND」(税抜き1万5千円)は、木から取り出した繊維を靴底に使っている。これまでは石油由来の化学繊維を使っていた。軽さは変わらないが、強度が2割高まるという。広報担当者は「環境に良いだけでは受け入れてもらえない。機能性との両立が鍵になる」と話す。スウェーデンのカジュアル衣料大手「H&M」は2030年までに持続可能な資源由来の材料やリサイクルされた材料の比率を100%にすると打ち出した。

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